にきびの漢方の診断なら漢方薬ネット診断.COM

TOP>にきびと漢方

にきびと漢方

チャート診断はこちら

目次
01.にきびはどうして治りにくいのか  
02.皮膚科のにきび治療        
03.エステや化粧品でのにきびケア   
04.にきびに効く漢方         
05.にきびを治す生活習慣       
06.にきびを治す食生活        
07.にきびを治す心構え        
08.にきびが治ると性格も良くなる   
09.漢方ではにきびをこう考える    
10.自分に合った漢方選び にきび編
                                   
01.にきびはどうして治りにくいのか

にきびはティーンエイジャーから中年期まで、多くの方の悩みのひとつではないでしょうか。
皮膚病のひとつとして皮膚科でも治療を受けることができますが、完全に治すことは難しく、 一時的に症状を抑える程度であるケースも少なくありません。

ではどうしてにきびは治りにくいのでしょうか。

それは、一言で言うとにきび体質という生まれながらの体質があるから。
スキンケアや生活習慣・食生活も大切ですが、同じようなケアや生活・食生活でも にきびで悩むことのない方も大勢いるのです。
にきびで悩んでいる方にしてみれば、「どうして私ばっかり・・・」 と羨ましいばかりですが、体質ばかりは親を恨んでも仕方がありません。

そこで、体質改善を計るために漢方なのです。
にきび体質、とは言っても冷えやむくみからくる場合もあれば、 皮膚の過敏さ(アレルギー体質)からくる場合、熱がこもる体質・・・と様々です。

一つ言える事は、にきびはからだのアンバランスが皮膚に現れた結果、だということです。

にきびを治すには、自分の体の弱いところ(バランスの崩れたところ)の調整をする漢方を使うことが必要なのです。
そして漢方は、自分に合ったものが見つかれば、長期間続けることが大切です。
生まれながらの体質、ということは、調整を続けなければまた元に戻ってしまうということ。
にきびが良くなって、漢方をやめたらすぐまたにきびが・・・と言うことのないよう、長く付き合って行きましょう。


 
 
02.皮膚科のにきび治療

近年は皮膚科でもにきびに漢方を使うケースが増えてきました。
漢方のみというよりは、他のものと組み合わせて漢方薬も処方するということが多いようです。

一般的には皮膚科でにきび治療として行なわれる治療には、下記の内容です。

・抗生物質
皮膚科でのにきび治療はまずは抗生物質の内服や外用です。
これはにきび菌を殺す作用または菌の増殖を抑える作用の薬。
炎症が強い場合など、一定の期間使用することには問題ありませんが、
長期にわたり 使い続けるとからだへの負担も心配です。
そもそも、健康な人間の皮膚には常在菌と言って、多少のばい菌が付いているのが自然なのです。
健康な皮膚には自浄作用があり、ばい菌が皮膚の中に入り込むことはないのでにきびにもなりません。
中には抗生物質に頼り切ってしまい、にきびがほとんどないのに使っていないと心配で、 内服・外用を延々と続ける方が時々いますが、これは精神的にも病んでしまっているとしか言いようがありません。

・皮膚の角化を抑制するアダパレン(ディフェリンゲル)など
近年、この薬が認可されにきび治療薬として広く使用されるようになりました。
一定の効果があるのですが、皮膚が弱い方では皮膚炎症状が強く使えない場合や 使用していると次第に効果が落ちてくるケースがあります。

その他、各医院ごとに特徴のある治療(ケミカルピーリングなどの自費治療)も行なわれています。
当サイトの監修を行っている南青山スキンケアクリニックでもいくつかのにきび治療法を用意していますのでご参考にしてください。

これらの治療のうち、どの組み合わせがあなたのにきびを改善するかはひとりひとりで 異なります。
また、組み合わせの中に体質改善を組み合わせること、つまり漢方を取り入れることを お勧めします。


 
 
03.エステや化粧品でのにきびケア

「にきびが良くならないのは化粧品が合わないから?」
にきびで悩んでいる方は、「にきびが良くなるなら・・・・」と高価な化粧品を一式揃えてみたり、 にきび専用化粧品に切り替えてみたり、エステサロンへ通ってみたりなど、いろいろと試してみた方も 多いのではないでしょうか。
そして残念ながら、少しは良くなったかな?という程度の効果が多いようです。

確かにある程度は肌質の違いによって、適するスキンケアも異なります。

しかし、スキンケアの基本は
・肌に負担をかけずに汚れを落とす
・乾燥肌なら、適度に保湿する
の2つです。

むしろ、洗いすぎや、角質を落とすケアのしすぎ、場合によっては 保湿剤の使いすぎで毛穴が詰まり、肌の本来の機能が低下して にきびが治りにくい皮膚になっているケースも多いのです。

化粧品だけでにきびが治る、ということはない。
これを頭の片隅において下さい。
皮膚の表面から塗るものは、体の中まで変えるわけではないのです。
適切なスキンケアを行なってもにきびができるなら、まずは漢方を試してみましょう。


 
 
04.にきびに効く漢方

にきびに効く漢方はたくさんあります。
ひとりひとりの体質に応じて、適した薬が異なるからです。
このうち、にきび治療によく使われる漢方薬をいくつかご紹介しましょう。

当帰芍薬散(トウキシャクヤクサン)
ホルモンバランス調整効果があり、月経不順や更年期障害の治療で最も広くわれている漢方薬。血液をサラサラにする効果もあります。

桂枝茯苓丸加薏苡仁(ケイシブクリョウガンカヨクイニン)
血液の流れが停滞し、古い血液が溜まることで起きる症状を改善します。

清上防風湯(セイジョウボウフウトウ)
熱・炎症を持ったにきびを鎮める効果を持っています。赤にきびが多い方に。


 
 
05.にきびを治す生活習慣

にきびは生活習慣の乱れから、悪化するということも分かっています。
早寝・早起き・ストレスをためない・・・・など、基本はシンプルです。

・お化粧をしている時間を短く、素肌でいる時間を長くする
・寝る前にお風呂に入り、髪の毛を良く洗う

→皮膚だけでなく髪の毛に汚れや整髪料が付いたままで寝ると、皮膚に毛穴詰まりを起こしやすい。

・就寝前は心身共にリラックスして穏やかな時間を過ごし、就寝時間も早めにする。
→からだのホルモンバランスが乱れ、にきびができやすい

また、冷え性の方は血液循環の乱れから、ホルモンバランスが崩れてにきびになることも。
冷え性対策の一環として、漢方が効果的です。
冷えない服装も大切ですが、漢方の力も借りてみるのもいかがでしょうか?


 
 
06.にきびを治す食生活

にきびは食生活の乱れから、悪化することもよく知られています。
コンビニやインスタント食品、外食など栄養の偏った食事では、にきびはなかなか良くなりません。

また、最近ではパン食も増えていますが、これも要注意です。
小麦粉は海外からの輸入がほとんどで、農薬による汚染やバターなど動物性脂肪を多く含んでいる点などにきびには良くありません。
にきびの方は、パンをなるべくやめて、お米を3食とも食べてみて下さい。
これだけでも改善する方が意外に多くいらっしゃいます。

また、漢方薬も食べ物と同じく口からからだに取り入れるものですね。
良い食べ物が肌に良いように、自分に合った漢方薬でにきびが改善することも多いのです。


 
 
07.にきびを治す心構え

にきびは精神状態により悪化することがあります。
つまり、心が穏やかで、優しい気持ちでいる人はにきびにもなりにくいのです。
これは、イライラや不安によって、男性ホルモン類似ホルモンが多く分泌されるから。

漢方薬でイライラや不安を取る作用の高いものもあります。
イライラや不安が強く、にきびが治らない方には、お勧めです。
にきびができるとさらにイライラして、悪循環に陥るもの。その悪循環を断ち切るには漢方が有効なのです。


 
 
08.にきびが治ると性格も良くなる

漢方でにきびが治った方の中には、性格も穏やかになった、という方も少なくありません。
漢方薬でホルモンバランスを整える作用の高いものもあります。
女性で、生理の時期ににきびが悪化するタイプや、顎などのにきび(いわゆる大人にきび)の方が そのタイプです。
にきびを改善するために漢方を飲み始めると、性格やそのほかにも便通など さまざまな変化が訪れます。


 
 
09.漢方ではにきびをこう考える

漢方の世界では、にきびはからだのアンバランスが表面に現れただけ、と考えます。
にきびを治すというより、その元にある、からだの不調を見つめ、調整するのです。
皮膚だけを見るのではなく、熱か冷えか、循環不良か、どこが不調なのか、さまざまな症状を 聞きながら、処方を考えます。
にきびで漢方を処方される場合、その人によって使う漢方薬は異なります。
これが病名(にきび)に対して処方を組み立てる西洋医学(一般の医学のこと)と東洋医学(漢方医学)との違いです。
もちろん両者にはそれぞれ長所・短所があります。
最も良いのは両者をケースバイケースで使い分けること。
同時に西洋薬と漢方薬を使うこともあり得ます。


 
 
10.自分に合った漢方選び にきび編

では、あなたに合った漢方薬を探してみましょう。
当サイトでは、漢方初心者の方でも簡単に漢方探しをするお手伝いを致します。
にきびを治すために、漢方を試してみて下さい。
そして、にきびだけでなく、体のさまざまな不調(これまで気に留めなかったことも)が いつか改善されていることに気づかれるでしょう。
そして漢方の世界の奥深さ、有益さを知って頂き、毎日を健やかに楽しく過ごされることを願ってやみません。


 
 
運営者情報 -プライバシーポリシー - リンク集 - サイトマップ Copyright(c)2009 Kanpouyaku Net-shindan.Com All Rights Reserved.