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漢方薬Q&A


Q1. 漢方薬は毎日煎じて(煮出して)飲むのが大変だと聞いたことがあるのですが?
A. 生薬を煎じて飲む方法もありますが、有効成分を抽出したエキス剤というアルミパックに1回分ずつ包装された 製剤があり、手軽に続けられます。

Q2. 漢方薬は薬局などでも購入できますが、医療機関で処方してもらうものと違いがあるのですか?
A. 薬局で販売している漢方薬は、医療機関で処方される成分量の1/2〜2/3程度しか有効成分が含まれていません。
また、医療機関では原則として健康保険が適用されますので、安く手に入れることができます。

例:ツムラ葛根湯医療用(薬局販売用)1日量3.75gで2週間分 3000円程度に対し、
ツムラ葛根湯医療用(医療機関処方用)1日量7.5gで2週間分 1500円程度です。
同じようなパッケージでも、やはりお医者さんが処方してくれる漢方薬の場合は有効成分の量が多いのです。


Q3. エキス剤の飲み方は?
A. マグカップなどに入れ熱湯を注ぎよく溶かしてからお茶のように飲んでください。
エキス剤はそのまま水などで飲むと溶けにくいためです。
外出先などでこのようにできない場合は、あたたかいお茶(カフェインなど含まないもの)などで飲んでください。

なお、からだへの吸収を良くするために食前など空腹時に飲む漢方薬が多いです。
できるだけ指示された通りににして下さい。
ただし毎日決められた量をしっかり飲むことが大切です。
飲み忘れた時などは食前にこだわらず、食間(食後の空腹時)に飲むなどしても大丈夫です。
例えば、1日3回の漢方薬を朝飲むのを忘れてしまった時は、昼・夕方・夜寝る前に飲めばOKです。
ただし、2回分までは一度にまとめて飲んでもよい場合が多いのですが、 3回分を一度にまとめて飲むことは避けて下さい。作用が一気に強く出て、思わぬ副作用が生じることもあります。


Q4. 自分に合った漢方薬かどうかは、いつ・どのように分かりますか?
A. 漢方薬は穏やかな作用で体質改善を促す薬が多いので、最低でも2〜3ヶ月は続けてみないと
症状が良くなったかどうか、判断できないケースが多いものです。
また、薬によっては味が特徴的なものもあります(例えば、苦いものやクセのあるもの)が、自分に適したものは
意外と飲み続けられるとされています。他の人にとって「甘くて飲みやすい」漢方薬でも、自分に適さないものは
「どうしても気持ちが悪くなって続かない」ということもあります。
このような場合は別の薬に変更することを検討したほうが良いでしょう。

Q5. 漢方薬は長期間飲み続けないといけないのですか?
A. 体質改善を目的としたものはそうですが、漢方薬の中には即効性のあるものもあります。
例えば葛根湯を風邪の初期に飲む場合です。これは数日〜1週間程度で十分効果があるとされています。

また、症状が強いときに頓服で飲んでも効果のあるものもあります。
例えば寒い日など、いつもより手足の冷えを感じる日には人参湯(ニンジントウ)を頓服で飲むと、からだがポカポカと温まります。


Q6. 別々の漢方薬を同時に飲んでも良いのですか?
A. 漢方薬には甘草(カンゾウ)を含んでいるものが多くありますが、一日に摂取する甘草(カンゾウ)の量が多いと
副作用として偽性アルドステロン症という、からだのむくみが悪化する症状を起こすリスクが高くなります。
ですから、甘草(カンゾウ)を含む漢方薬は2種類以上を飲まないように気をつけましょう。

また、漢方薬は、薬によって作用が異なりますので、逆の作用を持った薬同士を併用すると相殺されて効果が期待できないことも
あります。自己判断で複数の漢方薬を飲むことは避けましょう。

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